これまでの武野八景各地の説明ページに続いてそれぞれの情景を象徴する挿絵がありました。
挿絵は視覚で理解できるのでいいですね。パソコン画面のタブを分けて説明ページと挿絵ページを並べて再度読むとまた新たな感覚が呼び起されます。
拙子もそうですが、現在の各地の風景をご存知の方は挿絵をみると一入の感慨が湧いてくるのではないでしょうか。時間の変化は当たり前、大きく変わっているのは不思議ではないことですが、知らなかった世界ときっとそうであっただろう事実と物語りを目の当たりにした新鮮な思いがあります。拙子は田舎育ちで高齢でもあってとくに強い郷愁を覚えます。
本誌の構成はこのあとに八景各地を詠んだ和歌が何ページも続きます。拙子の力では難題で時間がかかるでしょうが取り組みます。