「武野八景」(ぶやはっけい)は武蔵野の名所八景を紹介した書誌で、原書名は「武埜八景」、寛政九年(1797年)刊行、作者は狹南山人です。
今回「武野八景」の翻刻と訳文作業をすることにしました。これは漢文体の文章で八景の選定経緯と各景の説明と図とおよび諸家の詩集で構成された約100ページものになります。
武蔵野の名所八景が六所挿秧(ろくしょそうおう)、立野月出(たてのつきいず)、玉川觀魚(たまがわかんぎょ)、函碕舊池(はこざききゅうち)、吾庵疉翠(ごあんじょうすい)、宅部寒鴈(やけべかんがん)、将塚暮靄(しょうちょぼあい)、金橋櫻花(きんきょうおうか)の名称で紹介されています。
これら名所八景の名称の場所や意味や内容はこれらから順次アップし、「初めに・・・武蔵野の素晴らしさ!」を手始めに翻刻と訳文データを蓄積していきます。
江戸時代寛政期の武蔵野の名所がどこであったか興味津々で、拙宅の所在市が武蔵野の一角にあることも誘い水となりました。Webには武野八景の内容を説明したものが見当たらなかったことからこの作業を思い立ったものです。漢文に素養のない拙子にとっては大仕事で時間のかかる活動で、今後日数は要しますが少しずつ作業しサイトアップていきます。
「武野八景」(ぶやはっけい):書誌題名は「武埜八景」。
「武野八景」は武蔵野の名所八景が紹介された書誌です。寛政九年(1797年)刊行の狹南山人作です。
今回「武野八景」の解読と訳文作成の作業を始めました。「武野八景」の内容を説明したものがWebに見当たらなかったことから訳文作成を思い立ったものです。拙宅の所在市が武蔵野の一角にあることも興味が湧き誘い水となりました。
この書誌は漢文体の文章で、八景の選択経緯と各景の説明および八景図と諸家の詩集で構成された約100ページです。八景の各所には六所挿秧、立野月出、玉川觀魚、函碕舊池、吾庵疉翠、宅部寒鴈、将塚暮靄、金橋櫻花のタイトルが付いています。
これらの訳文は「初めに・・・武蔵野の素晴らしさ!」にアップします。浅学の拙子故に作業の進捗に合わせた少しずつの順次アップになります。